みんなのプロジェクトマネジメント

メンバーが、リーダーが、マネージャーが、プロジェクトマネジメントを使いこなす。

プロジェクト・コミュニケーション・マネジメント

※第5版における、「プロジェクト・ステークホルダー・マネジメント」の内容を一部含んでいます。
ステークホルダー(スポンサー・ユーザ・開発メンバも含む)とのコミュニケーション方法を定義
いつ、どのように、どんな情報を収集し、配布するかを決める

<立ち上げ>
ステークホルダー特定
 プロジェクト関係者について、権力や関心度、協力的かそうでないかなどを洗い出す。
 結果を、ステークホルダー登録簿にまとめ、重点を置くべきステークホルダーを特定する。

<計画>
・コミュニケーション計画
 ステークホルダーが必要とする情報と、伝達方法を検討し、計画書にまとめる。
 どんな情報を、どんな頻度で、どんな方法を用いて など。
 プロジェクト内も。会議体や方法、頻度、出席者などを決めておく。
 外部へのコミュニケーション:顧客、スポンサーなどへ
 内部へのコミュニケーション:開発チーム、自社の上司へ

<実行>
・情報配布
 コミュニケーション計画に沿って、情報を配布する。
 キックオフ、ミーティング、電子メールによる文書配布、…

ステークホルダーの期待のマネジメント
 ステークホルダーの懸案の解決、課題の解決のため、コミュニケーションを推進する。
 効果的な情報発信、効果的なミーティング
 PMはコミュニケーションの促進者となる
 ステークホルダー間の対立の調整も。

<監視・コントロール>
・実績報告
 進捗、実績、および今後の予測を、ステークホルダーへの報告用文書としてまとめる。
 定例(週次や月次)、例外(問題があったとき、その状況報告)