プロジェクト品質マネジメント
「品質」は、顧客の要求事項や使用目的に対する適合度である。
不具合は、要求事項を阻害する原因となるため、
不具合がある=品質が悪い、という流れが出来上がる。
※ユーザが使わないような範囲の、数字フル桁の不具合があったとしても、
要求事項や使用目的には関係ないため、品質悪化には関係なし、とみなすことができる。
品質は計画によって達成されるものであり、検査によってではない。
プロジェクトの品質を管理するための、手順・プロセスが重要である。
検査:成果物が、品質の要件を満たしているかどうか
計画:品質要件を満たすように作るには、どうすればよいか
手順・プロセスを確認する
<計画>
・品質計画
品質を管理する対象は何か、
どのような基準を満たすことが求められているか、
どのように実現するか、
手順や尺度をまとめる。
検査よりも、予防のコストの方が安い。計画段階で品質を作りこむ。
<実行>
・品質保証
品質計画が計画通りに実行されているかをチェックし、改善する
品質監査によりプロセスを見直す
<監視・コントロール>
・品質管理
計画通りの品質を確保しているかをチェックする
QC7つ道具…PJ遂行中に得られたデータ(ライン数と不具合数の相関、不具合の数・種類・原因など)を基に、パレート図、散布図などにより、傾向を見出し、最も効果のある対策を打つ